うつとの闘い

「うつ」との闘い④番外編「ドクターストップから12年経って思う事」

これは個人的な考えです

エビデンスは特にありません

○折れた骨は元の状態よりも強くなる

うつの診断から3年位経った頃思っていた事

「折れた骨は元の状態よりも強くなるから、折れた私の心は折れる前より強くなるんだ」

そう思っていました

12年経った現在は

「強くはならない、強くなる必要はない」です

折れた心は元に戻らない

元に戻る必要もない

むしろ、新しい心(考え方)を作り直した

という感覚です

ただし、12年経った現在も完全に治った感覚はまだありません

うつについては「治癒」はかなり難しいことと思います

今は「9割、寛解出来たかな?」くらいの感覚です

もちろん12年前に比べれば格段に良くなっていますが、ふとした瞬間に落ちてしまう感覚はあるので注意して生活しています

いつ発症したのか?

今になってみれば、約20年前に上司から受けた「執拗な叱責」がタネになっている気がします

これは上司が「悪だ」と言うつもりは全くありません

同僚も同様の執拗な叱責を受けてもうつになってはいません

これは「私だけが上位からの執拗な叱責に反応してしまった」と考えています

○心が弱いから「うつ」になる?

特に年配の方に多く見られる印象なのですが

「心が弱いからうつになる」という言葉を良く聞く気がします

この感覚が世の中に多く存在している気がします

確かに「うつになりやすい人」「うつになりにくい人」は存在するかと思いますが

「心が弱いからうつになる」という感覚には非常に違和感を感じます

この違和感を言語化できたら加筆していきたいと思います