こんにちは とし(@toshi_blog)です
今回はキャンピングトレーラー 選び方を解説していきます
トレーラーを購入してから4年経ちいろいろな情報を得ましたので公開していきます
日本ではキャンピングトレーラーが少なく情報があまりありません
キャンピングカーを所有したい方にとっては低価格で所有・維持できますので
ぜひ、日本でも流行してほしいと思います
基本的な装備
冷蔵庫・ガスコンロ・シャワー&トイレ・バッテリー駆動の電気
以上の装備が付いている物が一般的です
トレーラーごとに装備が違いますので購入の際はよく検討してください
車両価格は安いけど欲しいものはほとんどオプションなんてのもあります
大きく分けると2種類ある
1.アメリカントレーラー
2.ヨーロピアントレーラー
ざっくりこの2つに分けられます
それぞれの特徴
アメリカントレーラーの特徴
重い・ほとんどが牽引免許が必要
ヨーロピアントレーラー
軽い・牽引免許不要モデルも多数
この重量差がポイントになってきます
同じ位の大きさのトレーラーで比べてみましょう
メーカー | モデル名 | 全長 | 車両重量 |
jayco | Jay Flight SLX 154BH | 5440mm | 1.173kg |
トリガノ | Emeraude376 | 5,400mm | 750kg |
ほぼ同じ長さなのに423kgも違います
この違いがヘッド車(牽引する車)選びに関わってきます
どんなヘッド車(牽引する車)なら牽引できるのか?
トレーラーはヘッド車両重量の70%以下が目安
アメリカントレーラーの場合
①Jay Flight SLX 154BH(車両重量 1.173kg)なら
1.173kg ÷ 0.7 = 1.675kg以上のヘッド車
②ヘッド車の連結部分にトレーラーの重量の10~15%の垂直荷重を
掛けても大丈夫なヘッド車
この2つの条件を満たすには
アメリカ車などの大きくて重いヘッド車が必要になります
国産車だとランドクルーザーなどのほんの一部が該当します
ヨーロピアントレーラーの場合
①Emeraude376(車両重量 750kg)なら
750kg ÷ 0.7 = 1.071kg以上のヘッド車
②ヘッド車の連結部分にトレーラーの大小にかかわらず、垂直荷重は約80kgを
掛けても大丈夫なヘッド車
この2つの条件を満たす車両は国産車でも条件を満たす車種が多数あります
ハイブリット車プリウスでも牽引可能な位です
ほぼ同じ大きさのトレーラーを牽引するのに
アメリカントレーラーではランドクルーザーが必要
ヨーロピアントレーラーではプリウスで牽引できる
といった違いになり
普通乗用車でもキャンピングトレーラーは牽引可能ということです
750kgまでのトレーラーは普通免許でOK
Emeraude376も普通免許で牽引可能
それ以上の大きいトレーラーの場合は牽引免許が必要になります
牽引免許にも2種類あります(二種免許除く)
①牽引小型トレーラー限定免許
750kg以上2トン以下のトレーラーを牽引することができますが簡単ではありません
実施教習所が少ない。ほぼ無い?
免許センター一発試験の場合は自分で車両を持ち込む必要あり
・試験用車両の持ち込みが必要 →トレーラーが免許センターに車両の用意が無いので
自分で751kg以上2トン以下のトレーラーを用意し、免許センターまでは「すでにけん引免許を持っている人」に運転してきてもらう必要があります
②牽引一種免許
5トン以下のトレーラーを牽引することができます
教習費用10万~15万円
①のハードルの高さから②の牽引一種免許を取得される方の方が多いです
アメリカン・ヨーロピアンの考え方の違い
同じ位の大きさでも重量がちがう分けですが思想の違いがあります
アメリカン
・トレーラーには使うものをきちんと積んで移動できる
→まさに動く別荘です
ヨーロピアン
・トレーラーにはなるべく物を積まない(トレーラーによってある程度は積める)
→動くテントに近いと私は思っています
私のトレーラーはヨーロピアンのクナウス ポルト6なのですが
収納がたくさんあるからいっぱい運べる!と思っていたのですが違いました
あとから装備を追加したいと思ってもヨーロピアンの場合は重量増加に神経を使います
トレーラーをどのように使いたいのか?どんな装備をつけたいのか?
目的をはっきりさせておいたほうが選びやすくなります
キャンピングトレーラーのメリット
キャブコンなどの一般的なキャンピングカーとの比較になると思います
①圧倒的な安さ Emeraude376 266万円(税抜き)
現在乗っている車で牽引可能なら300万円前後で就寝4人のキャンピングカーが手に入ります
コンパクトキャブコンのバンテックCydaの価格が498万円(税抜き)なのでキャンピングトレーラーの安さが際立ちます
②ランニングコストも安い
2年に1回の車検はで5万円前後
エンジン等の動力装置が無いので整備費用がかなり安いです
キャブコンだと10万前後は掛かるでしょう
③雨に強い
これはトレーラーだけじゃなくキャンピングカー全般に言えることですが
雨が降っても余程の事がないかぎり安心です
2・3日キャンプに出かけると1回は雨に降られます
車で移動中なら良いのですがテントの設営・撤収中なんかに降られたら夫婦けんかになりかねません・・・
設営・撤収もサクッと終わるので遊びに集中できます
④キャンプ場にトレーラーを置いて観光はラク
盗まれたくないものはトレーラーに放り投げて鍵を掛ければ大丈夫
長期滞在向けですね
デメリットも、もちろんある
①一番のデメリットは走行中乗れないこと
4年経った今は安全上の理由もあるのでなんとも思いませんが
キャブコンなどの自走式キャンピングカーと比べてしまうと圧倒的なデメリットになります
子供達目線で考えるとキャブコンなどの場合は移動中も
「キャンピングカーに乗っている」楽しさがあります
トレーラーの場合は走り出してしまうといつもどおりの車で遠出しているだけです
トイレもすぐ使えないのですぐ近くにあるのにもったいないってことが何度かあります
②サクッと寄り道できない
運転に慣れてきた今ではサクッとコンビにに寄ることはできますが
ちょっと狭い駐車場は寄れません
ラーメン屋さんとか
逆に、大きめの施設での駐車に困ったことはありません
サービスエリア・道の駅・水族館など
大抵、大型車枠などがありますからね
③事前の道の下調べは必要
駐車できるか?ということは必ず調べるようになりました
必要であれば電話で確認してから訪れるようにしています
④高速道路の最高速度は「80km」
例えば 400km走るのに5時間掛かります
普通車なら4時間で行けます
テントキャンパーならこの1時間の差でテント設営できますよね・・・
⑤運転に気を使う
スネーキングといってスピードを出し過ぎるとヘッド車とトレーラーが
ちぐはぐな動きをして最悪は横転します
狭い道もいつもの感覚で走ると内輪差でぶつかってしまいます
いつもとは違う緊張感を楽しめる人はメリットになることでもあります
駐車場を確保できるか
欲しいと思ったときに一番の問題が駐車場です
・賃貸の場合は連結した時にスペースがきちんと確保できるか、出し入れできるのか?
・所有地でも付近道路が狭い場合出し入れできるのか?スペースは確保できるのか?
いろいろな問題にぶつかります
解決できることもあります
電動ムーバー(8分30秒頃から)
インディアナ・RVさんより
ムーバーを装着することで駐車環境が狭いということも解決できる場合があります
20万円以上しますが駐車場だけでなく出先でも活躍しますので便利です
ちなみに私はムーバー付けてません!本音は付けたいです。予算の都合上諦めています・・・
中古車買っても大丈夫?
私は中古で購入しました。今のところ大きな故障はありません
動力源のエンジンがないので壊れるところも少ないです
ここ最近は中古車情報も増えてきていますので買いやすいのではないでしょうか?
専門の販売店で買うのが間違いないですが個人売買の数が増えてきた印象です
個人売買で購入希望の方はコメントいただければ返答いたします
直接ご相談に乗ります